少女まんが館前

奥多摩の入り口、西多摩は秋川渓谷最東部にある少女まんがの私設専門図書館「少女まんが館」のブログです。TBとコメントはスタッフ承認制にさせて頂いてます。
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高橋真琴展に行ってきました

 会期も終わりに迫ったある日、行って参りました。年代順に並ぶ原画、そして、貸本(貸本のピークは1948年〜1950年なんだそうです。へぇと思いました)やキャラクターグッズ、下絵など、充実の展覧会でした。

入り口そばのごあいさつパネルには
「日本のカワイイ文化、少女期文化のバイブルとして多大な影響を与え続けています」と、高橋真琴さんについての現在の評価が書いてありました。

確かに、高橋真琴さんは創生期の少女漫画に大きな影響を与え、今や世界的に注目されている「ロリータファッション」などにも、影響を与えていると思われます。ほんとうに、偉大な方だと思います。

で、「いつから少女漫画の女の子の瞳に星が輝き始めたのか?」というのが、個人的な興味なんですけど、今回の高橋作品の展示物では、1959年4月号「小学四年生」(講談社)に連載されていた「あこがれのつばさ」には、瞳に星は輝いていないのだけれど、同年10月号には、しっかり、瞳に星が輝いていました。けれども、同年11月号の2色刷ページには星はないのです。1961年や1962年の作品は、星があったりなかったりしていて、60年代終わりになると、もう、りっぱな輝く星が燦然と瞳の中に存在しています。

当時の少女漫画や貸本をすべてあたればわかってくるのでしょうが、少女漫画の瞳の星は、高橋作品では50年代おわりごろ出現し、60年代おわりに確立されているということは言えそうです。

にしても、やっぱり、原画の威力はすごかった。

あ、それで、会場を出て、さあ、この展覧会のカタログを買おうかなぁと思ったら、「え、売り切れなんですか。カタログが欲しくて、遠くから来たんですよ。もう、ないんですか?」と、きれいな若めの女性が少し怒ってスタッフと話していました。で、そばにはカタログを小脇に抱えた中年男性一人。どうも、この日の最初の頃にはあったカタログが、直前に売り切れてしまったようで、私もとても欲しかったのに……。残念。

その時点では、ほかの場所での巡回展の予定もないため、カタログの増刷の予定もなしとのこと。うーむ、ほんとに残念。


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高橋真琴の夢とロマン展

 お知らせです。昨日、6月4日から7月4日までの一ヶ月間、八王子市夢美術館にて、
「高橋真琴の夢とロマン展」が開催されています。

高橋先生の原画の魅力は、ほんと、すんごいです。
頭の中に、星が舞います。

詳しくはこちら、八王子市夢美術館HPへ→

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デビュー40周年記念「萩尾望都原画展」

昨年暮れに西武池袋本店・西武ギャラリーで行われていたこのイベント。 来館&寄贈して頂いた方からメールをもらって(どうもありがとうございます!)、初めて知り、見てきました。 よい展示会でした。 やっぱり、「トーマの心臓」「ポーの一族」の原画には、目が釘付けに。 私の心象風景の原点は、これだわ……と。 思春期のわけわからぬ頃の、 苦くて甘酸っぱい想いの数々の時代の友。 たぶん、萩尾先生の紡ぎ出したひとこまひとこまが、 私の心の基底となっている。 そして、たぶん、それは一生消えることなく続くのだろう。 原画のパワーか、思春期当時の心の中の、 あれやこれやが鮮明にどどーっと思い出されてきてしまいました。 目に涙……。 会場には、平日午前中という時間にかかわらず、 かなりの人々(年配の女性を中心に男性もちらほら)が、 それはそれは熱心に原画をひとつひとつ静かに鑑賞しておられました。 萩尾先生が40年の長きわたって、常に第一線で活躍してこられたこと、 多くのすばらしい作品を生み出して、たぶん、多くの人々の魂を救い、 豊饒な心の種を蒔いてくれたことを、感謝致します。 あれっ、なぜか神様への祈りのスタイルになってしまいました。
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東京国際アニメフェア特別企画展

だいぶたっちゃいましたが、3月下旬に東京ビックサイトで行われた東京国際アニメフェア・特別企画展に女ま館も出展させていただいたので、事務局の計らいで関係者カードをいただいて、こそっと見させていただきました。

女ま館さん、畳一畳大のスペースに紹介されていて、うれし気恥ずかしかったのですが、何よりも!
お隣が「三鷹の森 ジブリ美術館」でございまして、
そんな並列させていただくには、ちょっと、女ま館は、あの……古くてぼろい木造でして、あの、そんな……と、文字通り、腰が引けてしまいました。

それはともかく、この特別企画展、全国のアニメ・マンガ関連施設の紹介パネルなどがずらりとあって、とても興味深く、楽しいものでした。

個人的には、鳥取県境港市にある水木しげる記念館の「妖怪洞窟」へ行ってみたいっっっとキョーレツに思いました。いつの日か、いくぞいくぞといさましく〜。

また、今回の女ま館の展示物として萩尾望都先生の1ページ劇場(初めてエドガーとメリーベルが世の中に出た!)や里中満智子先生のデビュー作(雑誌から切り抜き、手描きの表紙カバーをつけたオリジナルもの)などがあったのですが、そのような貴重なものを寄贈して頂いた神奈川県横須賀市のHさんにお会いすることもできました。感激!

新宿から30分ほどで東京ビックサイトについちゃうし、野ざらしという感じだった湾岸一帯にいろいろビルが建ち並んでいて、きょろきょろしっぱなしのおのぼりさんをやってきた一日でした。
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少女マンガパワー!展を見てきました。

今日は、川崎市市民ミュージアムへ行って「少女マンガパワー!〜つよく・やさしく・うつくしく〜」展を見てきた。手塚治虫からはじまり、よしながふみまで、時系列的に23人の少女マンガ家とその作品や関連品などを展示したもので、大変興味深かった。楽しかった。やはり原画は美しい。

そもそも、「少女マンガ」に焦点をあてたこの展覧会が、北米9都市を巡回したあとの逆輸入的展覧会であるということに、かなりびっくり。そうかぁ〜そんなに人気があるんかぁ〜と再確認。

少女マンガというジャンルを作り上げた大御所23名のセレクトなどは、なるほどなぁとうなずくもので、わかりやすいなぁとは思ったけれど(説明文には全部英訳ついてるし)、あれ、と思ったのだった。

そういえば、今現在、ちびっ子少女に絶大な人気の「Yes! プリキュア5」とか、その昔は少女にも大人にも大人気だった「美少女戦士セーラームーン」、そのまた昔のヨーロッパでも大人気だったという「キャンディキャンディ」などは?

ああ、そうか、つまり、この展覧会は、文学系少女マンガの系譜なのだわ、と。大人系というか。商業系というか、本能系というか、子ども系、講談社系というか、その手合いの少女マンガは割愛されている。まぁ、公立ミュージアムには、そぐわないかもしれない。

また、少女マンガの社会的認知度や社会的価値を上げるという目的には、文学系のほうが押しがきくというか。通じやすいとか、そういう面もあるのかなぁと。そういう意味では、よくぞやってくださった、拍手喝采、ありがたやありがたや、と思う。

でも……自分もあまり講談社系は読んではこなかったけれど、「少女まんが」のパワーというか、地力というか、そういう力は「プリキュア5」のほうなんだろうなぁと、プリキュア5に夢中のわが5歳の娘を見て思ったりしました。
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