少女まんが館前

奥多摩の入り口、西多摩は秋川渓谷最東部にある少女マンガ専門図書館「少女まんが館」のブログです。TBとコメントはスタッフ承認制にさせて頂いてます。
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気がつくとオスカル様

 数日前、朝日新聞の最終面、テレビ欄を見ていたら、右下にオスカル様がいたので、おどろきました。あの、バスチーユ監獄へ「進め!」と部下に指揮する勇姿。化粧品の宣伝でした。この夏には、CATVでアニメ「ベルばら」が一挙放送されたりして、「ベルばら」人気は衰え知らず。
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初対談

 現在発売中の『Otome continue』に萩尾望都先生と山岸凉子先生の2万字対談が。初対談とか。抜粋はこちら
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少女漫画と冬のソナタ

韓ドラの金字塔「冬のソナタ」の韓国オリジナルバージョンが、最近発売されました。やっと。韓国での最初の放送から実に8年を経て。

「冬ソナは少女漫画的」という話を風のうわさに何度も聞いていたので、昨年10月、私も初めてDVDを借りて見ました。

そして、ずぼっとはまりました。はまりすぎて、この韓国オリジナルバージョンを心待ちにしていたんですね〜。即座に買いました。ほぼ1年ぶりに、冬のソナタを第一話から第20話まで通して見直して、しあわせ〜な気持ちになって、ユン・ソクホ監督のインタビューなども見て、しばし冬ソナづけの数日間だったのですが……。

ユン・ソクホ監督の言葉が印象に残ったので、ここに抜粋いたします。

2002年、ドラマ制作放映当時、韓国TVバラエティ番組(たぶん)の制作現場直撃インタビューから。
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ユン監督「人間は運命というものに強い力を感じます。神がそう創ったのでしょう。”愛”という素材を扱うから飽きずに(ドラマ制作を)続けられます。」


Q:今の若者たちに、ユン監督や僕が知る“恋”を伝えるのは難しい。だって、今の時代はネット社会になってしまって"愛"に関する情報がテレビや本などからあふれています。だから共感したり語り合うのは難しい。でも、そういう若い人々にも「冬のソナタ」は人気です。」


ユン監督「時代が変わっても、真実の恋は変わらない気がします。純粋叙情と言うんでしょうかね。昔の少女漫画にありそうな感性かもしれませんが、いくらネット社会でも真実の愛は不変だと思います」


Q:いくら時代が変わっても娯楽があふれてもですか?


ユン監督「韓国の古典である黄順元の”夕立”のような小説は、今の青少年からも愛されて、いくら時代が変わってもその感動は変わりません。それと同じではないでしょうか。時代は変わっても純愛は描かれ続ける。最近、即席の愛だの愛の変化だの言いますが、純愛への乾き、欲求は常にあります。だから余計古典や永遠なもの、純粋なものを恋しく思い求めるのだと思います。こんな時代に幼稚だと言われるでしょうが、意外と人は純粋なんだと思います。古典を読んで、今も感動する人が多いということは、いいことだし生きる力になりますね。」


Q:今、パソコンの前にいる人、ゲームをしている人、いろいろいるでしょう。でも純粋な恋に関しては、黄順元の”夕立”のような、アルフォンス・ドーテの”星”のような純愛は、変わりません。それが真理だ、と」


ユン監督「(人々が)求めるものだと思います。」


Q:「それが真理だから追い求めるのでしょう。人々は純粋を求めたがる。そういう結論を出せました。皆さんもたくさん恋をしてください。特に初恋の大切さを心に深く刻み、みんな一緒にユン監督に拍手を送りながら、終わりにしましょう」

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さすがユン監督です。インタビュアーの人もすばらしかった。お二人とも「昔の少女漫画の感性」をご存じのようです。『キャンディキャンディ』などをさしていってるのでしょうか。


ともあれ、私は、「純粋叙情」には年齢も国境も性別も職業の貴賤も関係ない、恋において、人はほんとうに自由だから、とくに初恋は……という、まさに「昔の少女漫画」のテーマを再認識。


だから、「少女漫画」は軽く国境を越えていった。あり得ない、幼稚だ、といわれようが(それは私が冬ソナを見て最初に思ったことですが)、「人間とは意外に純粋なのだと思います」というユン監督の言葉は、深く胸に響く。「冬のソナタ」の成功の核心を見た気がした。


純粋な恋が、ほんとは、人がこの世に生まれてくる、最初の芽だったりするのだから、まさに世界創造の不思議現場ともいえるだろう。


そうか、少女漫画の魅力とは、そういうことだったのか、と。人が生まれる原初の不思議現象の些細な現場描写だったのか! と。だから、少女漫画には真理がある。言葉にするとたいしたことないけど、真理とは、簡単なことなんだろう。


というようなことを、冬ソナを見直し、ユン監督のインタビューをみつつ、思ったわけですが、最後、今回の2010年日本での冬ソナ完全版DVD発売に関してのユン・ソクホ監督のインタビューもあって、それは、2002年当時と内容的にはあまり変わらないものの、より、ソフィスティケイトされた言葉で話しているので、それも、ついでに、抜粋いたします。

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「私のドラマの方向性はカタルシスを与えることです。ドラマを見た人の心がきれいになるように作っています。感情の純化を感じられるドラマを作りたいと常に思っています。」


Q:女性心理に詳しいですが、どのように研究されているのですか。

「してないですよ。私の性格の中に女性らしさがあるからだと思います。」


Q:冬ソナの魅力は?

「初恋のときめきや甘酸っぱさをうまく表現したと言われています。そこには誰もが求める純粋さと美しさという永遠の美徳があり、ドラマを見た方がそれを感じてくれたのでしょう。純粋さと美しさは誰もが求めるものですからね。このふたつの美徳のおかげで「冬のソナタ」は皆様に永く愛されたと思います。」

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つるべそっくりの笑顔のユン監督、ほんとすんばらしいです!

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ガラスの仮面

奇跡の新刊2ヶ月連続発売だそうですね。
すごいことです。
祝!
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高橋真琴展に行ってきました

 会期も終わりに迫ったある日、行って参りました。年代順に並ぶ原画、そして、貸本(貸本のピークは1948年〜1950年なんだそうです。へぇと思いました)やキャラクターグッズ、下絵など、充実の展覧会でした。

入り口そばのごあいさつパネルには
「日本のカワイイ文化、少女期文化のバイブルとして多大な影響を与え続けています」と、高橋真琴さんについての現在の評価が書いてありました。

確かに、高橋真琴さんは創生期の少女漫画に大きな影響を与え、今や世界的に注目されている「ロリータファッション」などにも、影響を与えていると思われます。ほんとうに、偉大な方だと思います。

で、「いつから少女漫画の女の子の瞳に星が輝き始めたのか?」というのが、個人的な興味なんですけど、今回の高橋作品の展示物では、1959年4月号「小学四年生」(講談社)に連載されていた「あこがれのつばさ」には、瞳に星は輝いていないのだけれど、同年10月号には、しっかり、瞳に星が輝いていました。けれども、同年11月号の2色刷ページには星はないのです。1961年や1962年の作品は、星があったりなかったりしていて、60年代終わりになると、もう、りっぱな輝く星が燦然と瞳の中に存在しています。

当時の少女漫画や貸本をすべてあたればわかってくるのでしょうが、少女漫画の瞳の星は、高橋作品では50年代おわりごろ出現し、60年代おわりに確立されているということは言えそうです。

にしても、やっぱり、原画の威力はすごかった。

あ、それで、会場を出て、さあ、この展覧会のカタログを買おうかなぁと思ったら、「え、売り切れなんですか。カタログが欲しくて、遠くから来たんですよ。もう、ないんですか?」と、きれいな若めの女性が少し怒ってスタッフと話していました。で、そばにはカタログを小脇に抱えた中年男性一人。どうも、この日の最初の頃にはあったカタログが、直前に売り切れてしまったようで、私もとても欲しかったのに……。残念。

その時点では、ほかの場所での巡回展の予定もないため、カタログの増刷の予定もなしとのこと。うーむ、ほんとに残念。


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高橋真琴の夢とロマン展

 お知らせです。昨日、6月4日から7月4日までの一ヶ月間、八王子市夢美術館にて、
「高橋真琴の夢とロマン展」が開催されています。

高橋先生の原画の魅力は、ほんと、すんごいです。
頭の中に、星が舞います。

詳しくはこちら、八王子市夢美術館HPへ→

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デビュー40周年記念「萩尾望都原画展」

昨年暮れに西武池袋本店・西武ギャラリーで行われていたこのイベント。 来館&寄贈して頂いた方からメールをもらって(どうもありがとうございます!)、初めて知り、見てきました。 よい展示会でした。 やっぱり、「トーマの心臓」「ポーの一族」の原画には、目が釘付けに。 私の心象風景の原点は、これだわ……と。 思春期のわけわからぬ頃の、 苦くて甘酸っぱい想いの数々の時代の友。 たぶん、萩尾先生の紡ぎ出したひとこまひとこまが、 私の心の基底となっている。 そして、たぶん、それは一生消えることなく続くのだろう。 原画のパワーか、思春期当時の心の中の、 あれやこれやが鮮明にどどーっと思い出されてきてしまいました。 目に涙……。 会場には、平日午前中という時間にかかわらず、 かなりの人々(年配の女性を中心に男性もちらほら)が、 それはそれは熱心に原画をひとつひとつ静かに鑑賞しておられました。 萩尾先生が40年の長きわたって、常に第一線で活躍してこられたこと、 多くのすばらしい作品を生み出して、たぶん、多くの人々の魂を救い、 豊饒な心の種を蒔いてくれたことを、感謝致します。 あれっ、なぜか神様への祈りのスタイルになってしまいました。
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小説「トーマの心臓」

最近、本屋にふらりとはいったらば、新刊コーナーにありました。 萩尾望都原作・森博嗣氏による小説「トーマの心臓」。なるほど、この作品は、小説にするとおもしろいかもしれないと、即座に思いました。

装幀がすばらしくて、買ってしまいそうになりましたが、思いとどまり、だけども、数日後、買ってあっというまに読んでしまいました。

最初はちょっとはいりずらい文章だったんですけど、簡潔で翻訳調の文章が、とても心地よくなってきて、最後まで一気読み。場所や時間があまり特定されないように、とてもうまくイメージと心象風景が言語化されていました。余分なものをそぎ落とし、「トーマの心臓」が肝の部分のみが、オスカーの独白によって、言葉によって再構築されているという世界。

オリジナル「トーマの心臓」を、中学生の時に数え切れないほど読み返した身に、同じ読後感が残りました。哀しいけど、少しだけ明るい希望が残る……ような、うーん、すばらしい!

再び、オスカーやユーリやエーリクの心に接することができた。それはマンガ作品よりもずっと身近に……と思ったのでした。

絵や映像の伝達力は強力だけど、実は、言葉のみのほうが、ストレートに伝わることがあるというようなことを考えます。言葉の力は、実は、どんな武力よりも強いのかもしれないと、ま、「ペンは剣より強し」なんてことわざがあるけど、このことわざはなんかかっこつけていてなんだかなぁと思っていたのだけれど、武と言語というレベルの差はあるのだけど、言葉というコミュニケーション手法の力強さを再認識するこのごろでございます。(大井)




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戦後民主主義と少女漫画

 という新書が発売されています。PHP新書597
飯沢耕太郎・著。
2009年6月1日初版発行。

興味深い本です。
ありがたい本というか。

女ま館の蔵書がもっとも充実している頃とかぶります。
1970年代から1980年代なかばあたりまでの……。

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真琴メルヘン

 明日で終わってしまいますが、高橋真琴先生の個展が銀座で開かれています。
    高橋真琴個展「真琴メルヘン」
    5/26〜6/6
    11:00〜18:30
    銀座 ギャラリー向日葵(03-3572-0830)
    東京都中央区銀座5-9-13中村ビル2F

    真琴画廊

秋には関西でも開催予定のようです。
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